Do not judge a book by its cover
英語でよく使われる言い回しなのですが、意味は「外見で人やものごとを判断してはいけない」という意味です。
人の外見だけを見て、この人はあーだ、とかこーだ、とか決め付けると、痛い目に合いますよ。
だとか
外見が美人な人よりも、内面が美しい人と付き合いなさいよ。
だとか
小林寛生が作る料理は盛り付けは美味そうに見えないけど、実は食べると絶品なんだぜ!!。。(実話)
だとか
そういうよくある話を「表紙は興味をそそらなくても、中身は面白い本もある」という本を使ったメタフォーで表している格言です。
これ、たしかにごもっともで、よく耳にするだけ本質を突いているなと思っていたんですが、最近自分はちょっと違う考えを持ち始めました。
そのきっかけとなったのは、ある大学の先輩との再会。
1年半か2年に1度くらいのペースで私のために時間をつくってくれる、大変お世話になっている方なのですが、待ち合わせ場所で久しぶりに会うたびに、いつも一番最初に思うことは
「あ、来た来た…
ってかこの人
めっちゃカッコイイ」
簡単にいうと、顔もスタイルもThe イケメンなんです。来てる服もオシャレというか、本当にカッコよく着こなしますし、とにかくできる男オーラが彼からは放たれています。
この日は、白のディープVネックティーシャツの上に薄生地のジャケットを羽織り、下はまだら模様のグレーのロングパンツ、腕時計もなんか格好いいのつけてました。
なんとなくしか覚えていないのですが、とにかくスッキリ決まっていて清潔感が漂っていました。
その一方自分はというと、日本ではまあー誰もしてないような、適当でだらしないファッションをしていました。
下からグレーの革靴、チノパン、とまあある程度しっかりした格好をしておきながら、上は胸元がめっちゃあいてるダボダボのグレーのスウェットシャツ。
そして、大学時代から愛用しているボロボロで本がみっちし入った重そうなリュックサックをしょい、その上めっちゃ汗をかいている…
とてもだらしない格好だったと思います。
まあ、昔から人より外見とかを気にしないたちであった上に、アメリカに住んでるうちにさらに外見に気を使わなくなり、今は超オシャレな東京の街なんかも、堂々とパジャマみたいな格好で歩いてます。
カッコ悪いと思われても、
「えー結構です。
決めるときはシャキッと決めるんで。
だいたい、常にそんなにカッコよくしといたら、いざカッコよくしたいときにギャップがなくて、締まんないだろ?
だから、普段はわざと気抜いて楽な格好してるのさ。」
なんて、私のファッションに口出ししてくる人には反論してました。
しかし、その先輩は本当にカッコよくて、純粋に憧れました。
自分も彼みたくカッコよくなりたいな、と思いました。
でも、そのとき脳裏に浮かんだのがあの言葉。
“Do not judge a book by its cover.”
でも私はそのとき気づいたんです。
最近読書が趣味になって、よく本屋に行くようになりましたが、自分は表紙が面白そうな本しか手に取らないことを。
そもそも、表紙に惹かれない本は、目にも止まらないし、だから例えどんなに内容が良い本であったとしても、自分はそれを知らないままで素通りして終わっていることを。
そして人は”Do not judge a book by its cover” するべきだとしても、それ以前に“Pick a book by its cover”をしているんだということを。
だから、格好よく見せるとか、ダサく見られないというのは、まず自分に気づいてもらうためであったり、興味を持ってもらうためにすごく重要なことなんだな、と思いました。
そして、その機会は常にそこらじゅうに転がっています。
ですので、”ちゃんとするべき時”にカッコよくするのはもちろん、普段からスキを見せずにカッコよくいる、ということも心がけておくと、面白そうな本をより多くの人が手にとるように、自分もより多くの人から気にかけてもらえるのかな、と思いました。
と1つ学んだのはいいんですけど、服買うのってお金いりますよね。
まずはそこからですね。
やっぱお金って大事だーー。
毎回見て憧れています。
僕もその言葉使ってみます。
お金は後から付いてきますから、、大丈夫です。
応援ありがとうございます!
力になります。